イギリス空軍、3機目のA400Mアトラスを受領

イギリス空軍、3機目のA400Mアトラスを受領

ニュース画像 1枚目:RAFブライズ・ノートンに到着するRAF 3機目のA400Mアトラス
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RAFブライズ・ノートンに到着するRAF 3機目のA400Mアトラス

イギリス空軍(RAF)3機目のエアバスA400Mアトラスが、2015年7月7日、スペイン・セビリアのエアバス・ディフェンス・アンド・スペースからRAFブライズ・ノートンに到着しました。

A400Mは、2015年5月9日にトルコ空軍に引き渡される機体がセビリアでの初飛行で墜落し、事故原因の調査と対策がとられてきました。エアバスDSは6月19日にA400Mの飛行制限を解除して引き渡しを再開すると発表し、すでにフランス空軍へ同空軍の7号機を引き渡しています。

イギリス国防省防衛資材チーフのバーナード・グレイ卿は「徹底的な検査を実施して安全が確認された機体の引き渡しに満足している。スペインでの悲劇は関係者とともに心を痛めている」と話しています。

RAFは27.5億ポンドをかけて22機のA400Mを導入し、2022年までに在来型のC-130ハーキュリーズと交代します。すでに引き渡された1号機と2号機は405時間以上飛行しており、「シティ・オブ・ブリストル」と名付けられた1号機は、2015年3月にキプロスへ最初の任務飛行を実施しています。

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