KLMオランダ航空は2015年7月9日、パイロット組合(VNV)との原則的合意に達しました。この合意はいま、協会員の原則のもと成り立っています。
この合意は、KLMの競争力を高め、経営状態の改善に大きく貢献するとされています。2020年までの中期経営計画の目標達成に向け、欠かせない合意でもあります。
この数カ月、交渉は多くの時間をかけ、双方とも熱心に議論が続けられてきました。組合側は一貫して、KLMが投資を行うことを歓迎する考えを表明し続けてきました。この合意により、KLMオランダ航空と組合は2015年1月1日から2017年12月31までの3年間が対象となります。
合意内容には、パイロットの生産性が年4%向上とあわせ、退職年齢の引き上げが含まれます。また、KLMは現金持高が改善する見込みです。なお、この合意は、法的、財務、企業ガバナンスの面での確認が必要で、改めて最終的な合意案となる見通しです。