TAM航空は、2015年6月20日、ブラジル国内線の供給座席数の削減を実施すると発表しました。同社は、ブラジル国内線で長期的に持続可能な発展と成長に引き続きコミットするため、現時点で供給減を行うことを決定しました。ただし、この措置による就航地点の削減はありません。
インフレ率の上昇と米ドル高に起因すし、ブラジルの経済状況が厳しく、航空需要の成長が低迷しています。これをうけ、TAM航空は現在、国内線の約8パーセントから10パーセントの供給座席数を段階的に削減しています。
また、TAM航空は、様々な手法で従業員に与える影響を軽減する取り組みを行ってきました。しかしながら、2パーセントのスタッフの削減が不可欠で、このため再就職支援プログラムにより影響を受ける従業員をサポートします。
なお、ブラジル北東地域、候補地はフォルタレザ、ナタール、レシフェにハブ空港を構築し、国際線、国内線を拡充する計画は進めるとしています。詳しくはTAM航空のウェブサイトを参照ください。