カンタス、ストライキ続きでCEO謝罪-5機を運航から外し週97便欠航

カンタス、ストライキ続きでCEO謝罪-5機を運航から外し週97便欠航

カンタス航空のアラン・ジョイスCEOが2011年10月13日、シドニーで謝罪会見を開催した。同社ウェブサイトでも「お客様へのお詫び(APOLOGY TO CUSTOMERS)」と題して、スピーチを掲載している。

これはカンタスの整備を含む地上職員のストライキにより、定時運行率もスと発生前の87%から77%へ10%ダウンしている。この影響でカンタス航空は保有するB737型54機のうち4機、B767型25機のうち1機をそれぞれオペレーションから外す。この措置はおよそ1ヶ月継続する見込み。

週間便数では97便を削減、アデレード、シドニー、ブリスベン、メルボルンの各空港を結ぶ便が欠航する。いずれもカンタス航空便で、カンタスリンク、ジェットコネクト、ジェットスターに影響はない。

カンタス航空はこれまで各労働組合と合意できているが、約3分の1の1万人規模。合意が出来ていない労働組合との争点は給料をはじめ、最近発表されたアジアでの航空会社の展開や人員削減策などと幅広い。

労働組合側もウェブサイトでこの数年は誤った経営が行われてきたと主張を展開している。いずれにしろ、カンタスの断続的な欠航は、しばらく続きそうだ。

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