韓国のアメリカ空軍烏山(オサン)基地は、2015年8月1日から約6週間滑走路の工事のため、同基地のU-2とF-16、A-10を韓国空軍の水原(スーウォン)基地に移動させ運用します。
烏山基地には、アメリカ空軍第51戦闘航空団(51FW)第25戦闘飛行隊(25FS)のA-10、36FSのF-16、第9偵察航空団(9RW)第5偵察飛行隊(5RS)第2分遣隊のU-2などが配備されています。
移動する水原基地は、1990年まで25FS(当初は25TFS)のA-10が配備されるなどアメリカ空軍の基地として使われ、現在も陸軍のパトリオット部隊が駐留しています。韓国空軍は水原基地にF-5E/Fの第10戦闘航空団第101と201戦闘飛行隊を配備しています。
51FW司令のアンドリュー・ハンセン大佐は「水原基地と水原市はアメリカ軍と深い関係の歴史があり、友情に感謝している。韓国の空を守り続けることを誇りに思っている」と話しています。アメリカ空軍は韓国空軍と協力して、水原市民に迷惑のかからないよう努力するとしています。