スペインの格安航空会社(LCC)、ブエリング航空は2015年8月11日、導入したA321-200で運航を開始しました。初号機は6月に受領しており、すでに4機を導入しています。この機材は、エコノミーのみの220席仕様で、A320が標準で180席、A319が144席、または150席仕様で、これと比べ座席数が大幅に増加します。夏のピーク時期の投入で、旅客数の増加に対応します。
同社のA321初号機は機体記号(レジ)「EC-MGY」で愛称は「Possible by Vueling(ブエリングで可能に)」とブエリング航空の広告キャンペーンのスローガンを付けています。このほか、2機目の「EC-MGZ」は「Inspiring Lives(生活に感動を)」、3機目「EC-MHA」は「Good Sense & Rebelliousness(良識と反抗)」、4機目「EC-MHB」は「Efficiency and Friendliness(効率性と親しみやすさ)」と、LCCらしいスローガンが愛称となっています。