ジャムコ、12月から宮崎市に航空機シート用の主要部品の組立工場を稼動へ

ジャムコ、12月から宮崎市に航空機シート用の主要部品の組立工場を稼動へ

ニュース画像 1枚目:ジャムコ 宮崎第2工場
© ジャムコ
ジャムコ 宮崎第2工場

ジャムコは2015年8月17日、宮崎県宮崎市に航空機シート用の主要部品の組み立てを行う工場を取得したと発表しました。同日付けで宮崎県から、立地企業認定証の交付を受けたものです。所在地は宮崎県宮崎市田野町尾脇のハイテクランド尾脇工業団地内で、宮崎ジャムコ第二工場として2015年12月の操業開始を目指しています。

ジャムコは、航空機のファースト、ビジネスクラスに搭載するプレミアムシートの開発・製造を手がけています。宮崎ジャムコ第二工場では、シートの主要部品となるバックシェル、液晶モニターやテーブルなどを装備するため座面を取り囲む部品のコンソールについて量産組み立てなどを手がけます。

この工場で製造された部品は主契約者となっているワシントン州シアトルのJAMCO AMERICA, INCに輸送され、シート本体の構造部と結合、最終検査を経て航空機メーカーに納入されます。

なお、工場は敷地面積25,013平方メートル、建物は鉄骨造り2階建で、投資総額は約9億円です。従業員は、2015年度から5年間で126名を計画しています。

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