スカンジナビア航空は2015年9月8日から、スカンジナビア半島とヨーロッパを結ぶ路線で新しい運賃体系「SAS Go Light」を導入します。現在導入されている「SAS Go」と「SAS Plus」を補完する運賃です。
「SAS Go Light」では、受託手荷物がなく、機内持ち込み手荷物のみで、できるだけ安い価格で席を確保したい利用者向けの運賃で、24時間以内なら再予約ができるだけでなく、出発の22時間前に座席を選択できるオプションを提供しています。また機内では紅茶、コーヒーが提供されるほか、追加料金でラウンジ利用や荷物の追加が可能です。
なお、「SAS Go Light」は、「SAS Go」運賃よりも約14ユーロほど安い価格設定になる予定で、受託手荷物の追加料金は25ユーロと設定されているため、荷物を預け入れることが必要な場合には「SAS Go」が最もコスト効率が良い運賃となります。
また、スカンジナビア航空「ユーロボーナス」のシルバー、ゴールド、ダイアモンド会員は特典として、「SAS Go Light」運賃利用でも、追加料金なしで受託手荷物を預け入れることができます。
「SAS Go Light」は当面、スカンジナビア半島とフィンランド、フランス、ギリシャ、アイルランド、オランダ、スペインを結ぶ路線での導入となり、スカンジナビア諸国内のフライトには適用されません。詳しくは、9月8日以降にスカンジナビア航空のウェブサイトを参照ください。