北京で2015年9月3日(木)、「抗日戦争勝利70周年」が開催されます。中国の最新の装備なども披露される予定で、この中で空軍機では中国の早期警戒管制機が見どころと中国・国防部は喧伝しています。
このAWACSは、空警2000(KJ-2000)で、ロシアのIl-76をベースに開発された航空機です。このレーダーは発表文で、中国独自開発と記していますが、ロシアを含む海外調達を目指したものの不調に終わり、自国での開発となったものです。性能は明らかになっていない部分も多い機体ですが、四川大地震の際、数百機の管制を指揮したともいわれています。
現在、この空警2000は4機あるとされていますが、パレードに何機が姿を見せるかも注目されます。