イギリス国防省は、2015年9月15日、MBDA(UK)へタイフーン戦闘機に搭載するASRAAM(先進短距離空対空ミサイル)の発展型の設計・開発を、3億ポンドで発注したと発表しました。
マイケル・ファロン国防相は「ASRAAMのアップデートによりタイフーンの戦闘能力が高まり、将来F-35ライトニングIIに搭載する準備ができる」と話しています。
8年間の契約により、MBDAの工場があるハートフォードシャー・ブリストルとランカシャー・ロストックで200人の熟練工と、その他の産業界にの200人の雇用が確保されます。
ASRAAMは、現在タイフーンとトーネードGR.4に装備しており、F-35にもイギリスへのデリバリーと同時に装備が可能になります。今回の契約でどのように発達するかは不明ですが、従来のものとの互換性を確保しつつ費用対効果の高いミサイルができるとしています。