ノルウェー空軍向けF-35A初号機「AM-1」ロールアウト!

ノルウェー空軍向けF-35A初号機「AM-1」ロールアウト!

ニュース画像 1枚目:ノルウェーのエリクセン・スールアイデ国防相とF-35A「AM-1」
© Lockheed Martin
ノルウェーのエリクセン・スールアイデ国防相とF-35A「AM-1」

2015年9月22日、アメリカ・テキサス州のロッキード・マーティン・フォートワース工場で、ノルウェー空軍向けのF-35AライトニングII初号機「AM-1」のロールアウト式典が開催されました。式典にはノルウェーのエリクセン・スールアイデ国防相が出席しました。

同国防相は「私たちはF-35がただの戦闘機ではないことを知っています。最も先進的な戦闘機で、これまでになかった能力をもたらしてくれる」と話しています。ノルウェーはF-35開発パートナー9カ国のうちのひとつで、F-16の後継機として52機を導入する計画を持っています。

アメリカのF-35計画の責任者であるフランク・ケンドール国防次官も「私たちがここにいるのも、ただの設計チームや軍関係者というわけではなく粘り強く計画を進めてきたからです。ノルウェーの人々の一貫した支援に感謝したい」とコメントしています。ノルウェーの産業界もF-35計画で、これまで4.5億ドル以上の契約を手にしています。

今回ロールアウトした「AM-1」と2号機「AM-2」は、2015年末までにノルウェーに引き渡され、ノルウェー空軍ほかパートナー国の乗員訓練が行われているアリゾナ州のルーク空軍基地(AFB)に配備されます。

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