三菱重工、航空機部品製造の不正で社内処分-担当役員20%報酬返上

三菱重工、航空機部品製造の不正で社内処分-担当役員20%報酬返上

三菱重工業は名古屋航空宇宙システム製作所大江工場で航空機部品を規定の手順に従わずに製造していた件で、社内処分を実施しました。同社は飛行安全の確保には、規定、ルール遵守が事業活動の根幹として、指導監督不行届きを理由に処分。航空宇宙事業本部長の担当取締役が報酬20%を2ヶ月返上、事業部長が減給となりました。

三菱重工は規定違反を未然に防止する体制を構築、信頼回復に取り組むとコメントしています。なお、航空局は三菱重工に厳重注意し、規程内容、規定遵守の教育など実施される改善報告を求めています。

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