エアバス・グループは2015年10月7日、ボンバルディアとの提携交渉が進められていると報じられたことについて、過去にビジネスチャンスを模索する話し合いが行われたものの、現時点ではすでにその議論、交渉は終了していると発表しました。ボンバルディアもエアバスとの交渉があったことは認めつつ、同様に話し合いは終了しているとのコメントを発表しています。
この声明は、ロイターがボンバルディアが開発中のCシリーズについて、エアバスに株式の過半数を提供するというものです。記事では、Cシリーズについて共同事業としてエアバス、ボンバルディアで事業を立ち上げるとの構想とし、エアバスは結論に至っていないとしていました。
Cシリーズの開発には大きな遅れがでており、ボンバルディアが開発コストが嵩んでいることが記事からも伺うことができます。こうした背景から、ボンバルディアがエアバスに助けを求めたと見られます。