みずなぎの西之島観測、火山活動は継続も海岸線に顕著な変化はなし

みずなぎの西之島観測、火山活動は継続も海岸線に顕著な変化はなし

ニュース画像 1枚目:みずなぎの西之島観測、10月13日撮影
© 海上保安庁
みずなぎの西之島観測、10月13日撮影

海上保安庁は西之島付近の火山活動について2015年10月13日(火)、羽田航空基地所属MA722の「みずなぎ」で観測を実施、その状況を発表しました。当日は島の上空に雲があり、正確な全体の形状や大きさについてデータは取得できなかったため、正確な大きさの変化は分かりません。

観測では、火砕丘にある火口からの噴火が再開し、3分から5分毎に爆発を伴う灰色の噴煙が放出されている状況でしたが、火山昇華物および火山ガスによる噴気帯の範囲が減少していました。また、海岸線に到達した溶岩流はなく、西之島の海岸線に顕著な変化は認められなかったとしています。

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