川崎重工、福井県防災航空隊にBK117C-2防災ヘリコプターを納入

川崎重工、福井県防災航空隊にBK117C-2防災ヘリコプターを納入

ニュース画像 1枚目:福井県消防・防災ヘリコプター 「JA291A」
© 川崎重工
福井県消防・防災ヘリコプター 「JA291A」

川崎重工は2015年10月19日、福井県向けにBK117C-2防災ヘリコプターを納入したと発表しました。このC-2は機体記号(レジ)「JA291A」として登録される消防・防災ヘリコプターで、福井県は既存のBK117ヘリコプター、機体記号(レジ)「JA291F」の更新として、同県の防災航空隊に配備します。

福井県向けのBK117C-2は自動操縦装置、ホイスト装置、カーゴ・フック、GPS地図示装置などが装備されており、定員は11名です。このBK117ヘリコプターは現エアバス・ヘリコプターズ、旧メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウムが共同開発し、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ、報道など多用途に活用される中型双発機です。機体後部に大きな観音開きのクラムシェル・ドアを備え、担架などの資機材の搬出入が容易で、消防・防災用、救急医療用機として全世界で幅広く使用されています。

日本でBK117は1983年の初号機の納入以来、2015年10月19日時点で川崎重工の納入分で167機、C-2の消防・防災ヘリコプターは12機目の納入です。また、エアバス・ヘリコプターズの納入分を含めると全世界で1,200機超となっています。

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