カタール航空は2015年11月4日、24機目、25機目の787を受領しました。機体記号(レジ)は「A7-BCX」「A7-BCY」です。カタール航空は中東で787を初めて導入した航空会社で、その初号機は2012年11月でした。現在、同社はドーハ発着のアムステルダム、カサブランカ、ケープタウン、ローマ、羽田線など、30路線に投入しています。
カタール航空のアクバル・アル=バーキルCEOは、「調光器、客室内の気圧、大きな窓、機内エンターテインメント、最新シート技術の採用など世界をリードする航空会社として5ツ星の経験を乗客を提供できる」とコメントしています。この787は、ビジネスクラスが「1-2-1」の22席、エコノミーが「3-3-3」の232席で、合計254席となっています。
なお、カタール航空は2015年に新たに6地点に就航、年内にさらに2地点へ就航するほか、2016年にはロサンゼルス、シドニー、ボストン、アデレード、アトランタ線に加え、増便を予定するなど、787ドリームライナーの導入などによりネットワークを拡充します。
カタール航空は今回受領した25機目の787は、ドバイ・エアショーに展示する予定です。