鹿児島県、離島航空4路線で補助額1.5億円の維持計画案 12月18日に議論

鹿児島県、離島航空4路線で補助額1.5億円の維持計画案 12月18日に議論

鹿児島県は平成28年度離島航空路線確保維持計画案の意見を募集しています。離島航空路事業は、日本エアコミューター(JAC)が運航する喜界/奄美線、徳之島/奄美線、沖永良部/与論線、与論/奄美線の4路線が対象です。離島の生活に必要不可欠な航空路の確保維持を議論し、計画を策定し国に申請、国は審査を行い、認定を行い、補助対象となります。

この条件として経常損失が見込まれる離島航空路線、離島航空路線で結ばれる地点が離島にとって日常拠点性があること、海上運送など代替交通機関は概ね2時間以上などの条件があります。この4路線は、島民のアンケート調査によるといずれの路線も「仕事」での利用が多く、「通院」「親族・友人に会う」などとなっています。

補助額は、4路線の合計で1億5433万3000円で、国と鹿児島県が7716万9000円をそれぞれ負担します。

なお、意見を受け、12月18日に鹿児島県奄美地域離島航空路線協議会が開催され、平成28年度の離島航空路確保維持計画案について議論するほか、航空会社への要望なども出されます。

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