ブルーエンジェルズ、スーパーホーネットに機種更新!?

ブルーエンジェルズ、スーパーホーネットに機種更新!?

ニュース画像 1枚目:F/A-18AとCでのダイヤモンド編隊
© Blue Angels
F/A-18AとCでのダイヤモンド編隊

アメリカ海軍・海兵隊のデモンストレーション・チーム「ブルーエンジェルズ」が、使用機材をF/A-18A/B/C/Dレガシーホーネットから、F/A-18Eスーパーホーネットへの更新準備を開始した模様です。Flightglobalが2015年12月8日に報じています。

ブルーズは、1986年にダグラスA-4FスカイホークからF/A-18A/Bホーネットに機材を変更し、2010年からはF/A-18C/Dに更新を進めています。しかし、2015年5月と6月にショーの最中に機体外板が外れる事故を起こすなど、機体の老朽化が懸念されています。

ボーイングは、12月3日付でF/A-18Eをブルーズ仕様に改造する技術プランの見積もりを受注しました。改造は機関砲などの武装システムを取り外し、スモークシステムの取り付け、長時間の背面飛行に対応する燃料ポンプへの交換、操縦システムを曲技仕様に変更などが含まれているとみられます。

ブルーズでは、軽量なレガシーホーネットこそ曲技飛行に適しているとしていますが、機体の老朽化には勝てないようです。見る側からすると約25%大型化した機体は見応えがありそうです。国防予算削減でブルーズが苦しい立場にあることは変わりませんから、いつ実現するかは不明です。

メニューを開く