ノルウェー・エアシャトル、737-300でラストフライト 博物館に寄贈

ノルウェー・エアシャトル、737-300でラストフライト 博物館に寄贈

ニュース画像 1枚目:ボーデ空港に到着した737-300、「LN-KKW」
© Norwegian Air Shuttle ASA
ボーデ空港に到着した737-300、「LN-KKW」

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ノルウェー・エアシャトルは2015年12月10日、イギリスのラシャム飛行場からノルウェーのボーデ空港に737-300で飛行し、そのラストフライトを終えました。ノルウェー・エアシャトルの737-300は機齢が約18年で、この機材の退役で、同社の平均機齢は3.6年となります。

ラシャム飛行場で保管していた機材をノルウェーに戻した機体は「LN-KKW」で、ボーデ空港に隣接するノルウェー国立航空博物館に所蔵するためです。ノルウェー・エアシャトルは運航ラインから外した737-300を2015年に一部、復帰させるなどしていました。

寄贈した機体は1989年11月に初飛行、40,106フライト、64,656飛行時間を記録しています。ノルウェー・エアシャトルには2006年4月に導入された機体で、当時は14機、54路線、従業員は560名でした。現在のノルウェー・エアシャトルは102機、439路線、従業員5,500名に拡大しています。

ノルウェー・エアシャトルは現在、737-800と長距離路線で787-8を使用しています。発注済み機材は267機で、この中には737 MAXが100機、787-9が30機も含まれています。

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