アリゾナ州ルーク空軍基地(AFB)のアメリカ空軍第56戦闘航空団(56FW)所属のF-35AライトニングIIが、2016年4月2日と3日に同AFBで開催されるエアショーでヘリテージフライト・デビューし、その後全米で飛行展示を実施します。
ヘリテージフライトは、歴史的な機体と現用機が編隊飛行を行うもので、アメリカ空軍の場合はF-22ラプターやF-15イーグル、F-16ファイティングファルコンとF-86セイバー、P-51ムスタング、P-38ライトニングなどが、エアショーやセレモニーで編隊飛行を実施しています。
このヘリテージフライトに2016年からはF-35も加わることになり、56FWのWilliam Andreotta少佐がパイロットとして選任され、アリゾナ州のデビスモンサンAFBで開催されるヘリテージフライト・カンファレンスに参加します。ここではヘリテージフライトに参加する軍民のパイロットが集まり、打ち合わせや訓練が行われます。
Andreotta少佐は「皆さんにF-35を披露することができて光栄だ。アメリカ空軍の過去と現在、未来をエアショーのヘリテージフライトで展示できることに興奮している」と話しています。
F-35AライトニングIIとP-38ライトニングの編隊飛行も、アメリカのエアショーではお馴染みのものになりそうです。