小松基地周辺自治体、F-15の訓練再開を容認か

小松基地周辺自治体、F-15の訓練再開を容認か

報道によると、小松基地周辺105町会で作る「小松飛行場周辺整備協議会」の理事会が2011年11月10日に開かれ、F-15戦闘機の小松基地での飛行訓練再開を容認することを決めたとしています。

また同日に、井筒小松基地司令が石川県と小松市、能美市、加賀市、白山市、川北町を訪れ、飛行再開に理解を求めました。

これにより、来週から小松基地でF-15の飛行再開に向けた動きが本格化すると見られています。

小松基地所属のF-15Jが燃料タンクを破裂させ、落下させた事故は2011年10月7日に発生しました。以後、全国の基地でF-15の飛行を停止し、安全を確認して小松基地以外では10月31日から飛行を再開しています。

ただし、原因の特定がされておらず対策も立てられていませんから、訓練を再開したF-15は燃料タンクばかりか、ミサイルを装着するパイロンも外して飛行する姿が各地で見られています。

11月5日には宮崎県の新田原基地で、外したパイロンと機体の間に挟む小さな部品を落下させるインシデントも起きています。

期日: 2011/11/10
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