宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年1月9日(土)、広島空港で「航空機の未来予想図」をテーマに「JAXAタウンミーティング in 広島空港」を開催します。広島空港国内線1階の101会議室が会場で、開催時間は14時から16時30分までです。JAXAは、2015年8月にも広島空港でタウンミーティングを開催しています。
1月9日(土)のタウンミーティングは、JAXAの低ソニックブーム設計概念実証(D-SEND)プロジェクトチームでプロジェクトマネージャを務める吉田憲司さんから、「超音速旅客機の夢、再び ―JAXA超音速機技術の最前線―」と題して、超音速旅客機(SST)に向けた取り組みとして、SST特有のソニックブームを大幅に低減する設計手法の飛行実証など、JAXAが取り組んでいる研究内容についての話題が提供されます。
さらに、航空技術部門の次世代航空イノベーションハブで主任研究員を務める西沢啓さんから、「未来を切り拓く電動航空機技術」と題し、飛行機の電化は何が難しくて、どのような可能性があるのか、世界の動向も交えてJAXAの電動航空機技術研究の取り組みについて紹介されます。
参加者からはJAXA事業への意見や、「どんな航空機の技術開発が必要か」、「どんな人工衛星が必要か」、「宇宙探査に日本はどのように取り組むべきか」という3つのテーマで意見を求める予定です。
なお、タウンミーティングへの参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。先着順で小学生以上50名の定員に達し次第、募集終了となります。詳しくは、広島空港またはJAXAのウェブサイトを参照ください。