オーストラリア海軍2隻目の強襲揚陸艦、HMASアデレード就役

オーストラリア海軍2隻目の強襲揚陸艦、HMASアデレード就役

ニュース画像 1枚目:HMASアデレード(L01)
© Royal Australian Navy
HMASアデレード(L01)

オーストラリア海軍のキャンベラ級強襲揚陸艦の2番艦、HMASアデレード(L01)が、2015年12月4日、シドニーで就役しました。就役式には約1,000人の関係者が参列しました。

1番艦のHMASキャンベラ(L02)は、2014年11月に就役しており、オーストラリア海軍に2隻の大型強襲揚陸艦が揃いました。排水量2万7,000トン、全長230メートルの軍艦は、オーストラリア海軍が保有した最大のもので、1,000名以上の兵員をヘリコプターや揚陸艇で上陸させることが可能です。

通常8機、最大で18機のヘリコプターが搭載可能で、中型ヘリ6機分のランディングゾーンがあります。ヘリコプターは、MRH-90タイパン(NH90)とタイガーARHなどを運用します。艦首にはSTO/VL機を運用するためのスキージャンプが設けられていますが、今のところオーストラリア政府はF-35Bの採用を否定しています。

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