東京消防庁、高層ビルの消火などでエアハイパーレスキューを新設

東京消防庁、高層ビルの消火などでエアハイパーレスキューを新設

ニュース画像 1枚目:東京消防庁 ヘリコプター
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東京消防庁 ヘリコプター

東京消防庁は2016年1月、ヘリコプターの機動力を最大限に活かし、空から迅速、効果的な消火・救助・救急活動を展開する専門部隊として航空消防救助機動部隊、通称「エアハイパーレスキュー」を新設します。

このエアハイパーレスキューは、立川飛行場と江東区の東京ヘリポートの2カ所を拠点に、それぞれ4機を配備し、消火装置、大人数を救助できる大型ゴンドラなど特殊な資器材と高度な技術で対応します。想定する災害は、陸上からでは対応困難な高層ビルの上層階での火災、または通常の車両では対応に時間のかかる遠隔地などでもヘリコプターの機動力を生かした迅速、多角的な活動を展開し、負傷者などを早期に救出する活動に従事します。

なお、東京消防庁は2016年1月6日(水)に開催する「東京消防庁出初式」で、「エアハイパーレスキュー」の新設発隊のセレモニーを開催します。

エアハイパーレスキューは東京都が2014年12月に発表した「東京都長期ビジョン」で、都市戦略「安全・安心な都市の実現」として掲げていた項目の1つです。

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