香港国際空港は2015年12月28日(月)、ミッドフィールド・コンコース(MFC)を供用開始しました。航空燃料供給システムやターミナル1とMFCを結ぶ自動運転の交通システムを含め予算総額100億香港ドル、現在のレートで1,535億円を投資したものです。
新コンコースは2011年に着工し、2本の既存の滑走路の間で、ターミナル1の西側に位置し、105,000平方メートルの5階建ての施設となっています。MFCを利用する初便は、香港航空が運航する那覇行きHX658便でした。
MFCは駐機スポットが20カ所あり、ターミナルでは小売店、レストラン、コーヒーショップなどが営業しています。2016年3月までに完全稼動を予定しており、これにより1日に運航する便のうち、20%がMFCを利用することとなります。
香港国際空港では、3本目の滑走路が北側に建設される予定となっており、引き続き空港機能を拡張する計画です。