KLM、1月3日の北京着KL897便で運航乗務員が負傷 機内で乗客が暴れる

KLM、1月3日の北京着KL897便で運航乗務員が負傷 機内で乗客が暴れる

KLMオランダ航空は2016年1月5日付で、1月3日のアムステルダム発北京着KL897便の機内で、乗客が運航乗務員に怪我を負わせた件について、状況の概略説明を行いました。当該の乗客はトイレでガラス片により自分自身、ギャレー付近で乗務員に負傷を負わせたものです。

機内で暴れた乗客は、負傷した乗務員や乗客たちによって取り押さえられました。巡行中の出来事だったため、その後のフライト中はシートに押さえつけられ、KL897便は無事、北京に到着しました。機内で騒動を起こした乗客は、到着時に警察へ引き渡しされました。

KLMは運航乗務員について、4名が乗務しており、当該便でも運航への影響は無く、コクピットも常に2名が操縦にあたっていました。また、こうした事態への訓練も常に、行われています。怪我を負った運航乗務員は、北京で治療を受けた後、1月5日時点でアムステルダムに戻っているとしています。

なお、アムステルダム/北京線は747-400で運航されています。

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