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シアトルに到着したANAの787
ボーイングと全日空(ANA)は2016年1月11日、シアトル・タコマ(シータック)国際空港に到着した787がANAの10万営業飛行を迎えたことを祝いました。ANAは787のローンチカスタマーで、世界で初めて787運航による10万フライトを記録した航空会社となりました。
ANAの篠辺修社長兼CEOは「787は国際線の主力機材と成り、重要な役割を果たしている。10万フライトを祝うことは、ANAにとって重要なマイルストーンであり、787の最大の顧客として、787の全機種を導入することを心待ちにしている」とコメントしています。
ANAは787を2011年に導入し、国内線に加え、北米、ヨーロッパ、東南アジア路線など国際線にも投入しています。特に燃費効率の良いことが特徴で、新路線の開設にもつながっています。現在の保有機数は44機で、このうち787-8が35機、787-9が9機で、引き続き787-10を含め発注済み39機を受領する計画です。