バニラエア、2020年に25機に拡大 ANA未就航地やリゾート線に進出

バニラエア、2020年に25機に拡大 ANA未就航地やリゾート線に進出

ニュース画像 1枚目:バニラエア 2020年のネットワーク イメージ
© ANAホールディングス
バニラエア 2020年のネットワーク イメージ

ANAホールディングスは2016年1月29日(金)、「2016~2020年度ANAグループ中期経営戦略」を発表しました。このうちバニラエアの格安航空会社(LCC)事業では2015年度の230億円から2020年度に310%の成長を目指します。

日本市場で新たな需要を創造し、あわせて旺盛な訪日需要を獲得することで、首都圏でナンバーワンのLCCブランドの構築を目指します。これにより、収益モデルとして定着をはかり、ANAグループで「第4のコア」事業となるビジネス規模を実現します。

重点的な取り組みのうち、路線展開ではANAが未就航の都市やリゾートへの進出により日本発プレジャー路線を確立するほか、中国大陸への進出や沖縄発着の国際線参入で訪日需要の獲得を進めます。2020年のネットワークのイメージとして成田発着では国際線でグアム、サイパン、パラオなどのリゾート地に加え、ベトナムやタイなどの東南アジア、中国各地やモンゴルなどをイメージしているほか、新千歳、那覇、関西発着の国際線も検討する方向です。

また、競争力のあるコスト構造を確立し、高性能機材の導入を進めます。機数は現在の8機から25機にまで拡大させ、2020年度末の座席キロベースの生産量は2015年度比318%を計画しています。

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