エアバス、英フィルトンに次世代の主翼開発に向けたテストセンター開設へ

エアバス、英フィルトンに次世代の主翼開発に向けたテストセンター開設へ

ニュース画像 1枚目:フィルトン施設の主翼テストセンター
© AIRBUS S.A.S.
フィルトン施設の主翼テストセンター

エアバスは2016年1月29日(金)、イギリス・ブリストル近郊の同社フィルトン施設に、次世代の主翼開発をめざすテストセンターを2017年に開設すると発表しました。新しいアイデアから開発、その実現に向け、およそ300名の高度に熟練した技術者たちが勤務します。

新施設は、次世代の航空機向け主翼、ランディング・ギアシステム、燃料システムの設計を中心に手がけ、エアバスとその顧客、パートナーや学界などにもその施設の作業環境やツールを提供していきます。

フィルトン施設には、すでにエアバスの主翼設計専門のエンジニアをはじめ、燃料とランディングギアシステムのエンジニアたち2,000名が勤務しています。また、フィルトン施設には3Dプリントやデジタル製造の実験、低速風洞実験施設などがあります。こうした環境からフィルトン施設が新しいセンターの立地先に選ばれました。

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