ボーイング、サウディアに初の787を引き渡し 1日にワイドボディ3機納入

ボーイング、サウディアに初の787を引き渡し 1日にワイドボディ3機納入

ニュース画像 1枚目:サウディア 787-9
© Boeing
サウディア 787-9

ボーイングは2016年2月2日(火)、サウジアラビアの国営航空会社、サウディアに787-9ドリームライナーを2機、777-300ERを1機、計3機を納入しました。2月2日に引き渡しされたのは、787-9の「HZ-ARA」「HZ-ARB」、777-300ERの「HZ-AK30」です。

ボーイングは、787-9の3機目は2月8日以降にも引き渡しを予定しており、2010年に787-9の8機確定発注のうち、1カ月に3機が納入されます。また、サウディアには1999年12月に777が3機、引き渡しされて以来、1日に大型機の3機納入となります。

サウディアは、1960年代初頭にボーイング機を導入して以来、長年に渡る関係を築いており、787の納入で新たな関係が構築されるとしています。さらに、787について信頼性、運用効率、客室の快適さで評判の高い機材を受領し、機材更新計画の一環として、保有機の近代化と拡大を図るとしています。

サウディアは現在、777-200ER、777-300ER、747-400を含めボーイング製の48機を保有しています。また、これまで55年間に渡り、707、737、MD-11F、DC-9、MD90など130機超のボーイング機を運航しています。

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