2011年11月21日午後の参議院本会議で、東日本大震災の復興策を盛り込んだ2011年度第3次補正予算が、与党と自民党、公明党などの賛成多数で可決、成立しました。歳出総額は12兆1025億円で、補正予算としては2009年度の麻生政権時に次ぐ過去2番目の規模となりました。
第3次補正予算では、防衛省が震災の復旧や対策に1616億円を計上しています。航空機関係では被災した陸上自衛隊のEC225LP、1機や海上自衛隊のTC-90、1機、航空自衛隊のUH-60J、1機の取得と、F-2B、6機の修理費用などが計上されました。
そして、震災の災害派遣で減耗した装備の更新として、海上自衛隊のC-130R、6機、航空自衛隊のC-2、2機の取得、今後への備えとして無人偵察機の整備などがあげられています。