ジャムコグループは2016年1月25日(月)から、A350XWB向けに出荷したプレミアム・シート「Journey」を搭載したLATAMエアラインズ・グループ向けのA350-900が運航を開始したと発表しました。ジャムコグループは2015年9月、A350XWB向けにプレミアム・シート「Journey」を初出荷していました。
「Journey」はシンプルな機構でフルフラットベッドとなり、軽量かつ高強度な材料を使用しています。このシートを搭載した機材は、TAM航空の機体記号(レジ)「PR-XTA」です。このA350-900はビジネス30席、エコノミー318席で、今後も引き渡しされる機材にはプレミアム・ビジネスクラスとして1機に30席の「Journey」が搭載される予定です。
LATAMエアラインズ・グループにはA350-900が15機、A350-1000が12機、計27機が導入される予定となっています。この「Journey」は、シアトルに拠点を置くジャムコの連結子会社ジャムコ・アメリカが2012年3月、エアバスからA350XWBのプレミアム・ビジネスクラス・シートのサプライヤーとして認定され、納入したものです。