アメリカのアッシュ・カーター国防長官は、2016年2月11日(木)、ベルギー・ブリュッセルのNATO本部で、ISILに対抗する有志連合の国防相級会議を開催し、参加国は攻撃支援を全会一致で合意しました。
カーター長官は、ISIL攻撃がアメリカだけではなく、オーストラリア、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、オランダ、カナダなど多くの国が参加していることに感謝し、参加国の約60%が貢献を強化することを表明しているとしています。
オランダはこれまでイラクで作戦を行ってきましたが、シリアでの作戦の用意も進め、カナダはイラク北部での訓練を今までの3倍に強化し、情報収集も2倍に強化することを合意しています。また、チェコやポーランド、ルーマニア、デンマークも協力を約束しています。