エア・カナダ、Cシリーズを最大75機購入へ 2019年後半から導入

エア・カナダ、Cシリーズを最大75機購入へ 2019年後半から導入

ニュース画像 1枚目:エア・カナダ塗装のCS300 イメージ
© Bombardier
エア・カナダ塗装のCS300 イメージ

エア・カナダは2016年2月17日(水)、同社の機材リニューアル計画の一環として、ボンバルディアの最新鋭機のCシリーズを最大75機の購入契約について、覚書(LOI)を締結したと発表しました。CS300にプラット・アンド・ホイットニーのPW1500Gエンジンを搭載した機材で、ナロウボディを更新します。

契約は45機が確定で、30機を追加可能なもので、機種はCS300ですが、条件次第でCS100に置き換えて購入することも可能な契約となっています。

納入は2019年から2022年で、受領するうち1機目から25機目はエンブラエルのE190を更新します。これにより、エア・カナダはハブ空港のネットワークを、最新の機材で拡充させます。エア・カナダとボンバルディアは引き続き、正式契約の締結まで、条件の詰めを行います。

エア・カナダは、燃費効率の良いCS300で機材リニューアルを進め、将来に渡るネットワークの維持、拡充を行うことができるとしており、特に北米路線に投入していきます。特に、Cシリーズの導入で、運航コストが劇的に抑えられるとしており、現在の運航機種のE190と比べ、燃油とメンテナンスコストは15%減、有効座席マイル当り営業コスト(CASM)は10%減になるとしています。

これにより、エア・カナダはすでに発表している737 MAXの61機を2017年から2021年、Cシリーズを2019年後半から2022年にかけてそれぞれ導入し、ナロウボディを構成する予定です。

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