JAL、JAPAN PROJECTで「あおもり藍」を応援 商品開発も取り組み

JAL、JAPAN PROJECTで「あおもり藍」を応援 商品開発も取り組み

JALグループは、観光振興や農水産物をテーマに取り組む「JAL 新・JAPAN PROJECT」活動の一環で、「あおもり藍」事業を応援します。2016年3月から、「あおもり藍」を使用した新商品の開発に取り組むほか、グループのジェイ・エアの運航便で「あおもり藍」を練り込んだフィナンシェを機内で提供します。

JALでは、「あおもり藍」は染色技術を駆使し、布類だけでなく、天然木も藍で染められ、新しい美しさを醸し出すアクセサリーなど、幅広い展開を図っていることを受け、これまで国際線の機内販売を手がけてきたノウハウを活かす考えです。同社はあおもり藍産業協同組合などと共同で、新商品の開発に取り組みます。

また、ジェイ・エアの機内では、青森県産の小麦粉や米粉を使用し、「あおもり藍」が練りこまれた、身体に優しい二階堂のお菓子が2016年3月から5月の期間限定で提供されます。

「あおもり藍」は、休耕田を活用して栽培されることから地域の活性化に貢献し、科学の革新を取り入れ、藍に含まれる豊富なポリフェノール、優れた抗酸化力、コレステロール低減効果を活かし、健康食品としても開発されています。また、青森県では江戸時代から津軽藩士が藍を育て、藍染が生業のひとつとなっており、現代では虫や菌に強い特徴から、宇宙飛行士の山崎直子さんの国際宇宙ステーションでの船内着としても採用されています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く