シンガポール航空は2016年5月9日から、同社初のA350-900をシンガポール/アムステルダム線に投入すると発表しました。シンガポール発SQ324便と、その復路便のSQ323便で、同社の長距離路線に投入されます。
シンガポール航空は2016年3月2日、トゥールーズのエアバス・デリバリー・センターで初のA350-900、機体記号(レジ)「9V-SMA」を受領する予定です。この機材は、アムステルダム線の投入を前に、完熟訓練でアジア内の一部路線に投入されます。
また、5月にアムステルダム線への投入後、7月21日に開設されるデュッセルドルフ線にA350-900を投入する予定です。このA350-900は、ビジネス42席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー187席の3クラスで計253席を装備しています。
なお、シンガポール航空は、アメリカ/シンガポール間を結ぶ直行便に使用する超長距離用の7機を含め、A350-900を計67機、発注しています。