横須賀の空母USSロナルド・レーガン、ナンシー夫人の死を悼む

横須賀の空母USSロナルド・レーガン、ナンシー夫人の死を悼む

ニュース画像 1枚目:横須賀の空母USSロナルド・レーガンで掲げられた半旗
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Nathan Burke
横須賀の空母USSロナルド・レーガンで掲げられた半旗

故ロナルド・レーガン元アメリカ大統領の夫人、ナンシー・レーガンさんが、2016年3月6日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去しました。94歳でした。

神奈川県の横須賀港を母港とするアメリカ海軍の空母USSロナルド・レーガン(CVN-76)では、半旗を掲げ艦のスポンサーであるナンシー夫人への弔意を表しました。

アメリカ海軍艦艇の進水式では艦名にゆかりのある女性が招かれ、艦を命名しシャンパンを割る大役が任され、これをスポンサーと呼んでいます。空母レーガンのスポンサーがナンシー夫人で、2001年の進水式のほか2003年の就役式にも参列し「総員乗艦、艦に生命あれ」と伝統の命令を発しています。

空母レーガン艦長のクリス・ボルト大佐は「海軍の伝統に従いナンシー夫人が艦長室の内装を指示し、ホワイトハウスの彼女お気に入りの部屋を模してデザインされた。ここで仕事をするときやお客を招いたとき、ナンシー夫人のエレガントさを思い出すだろう」と話しています。

またボルト大佐が艦長に就任した際には祝福の手紙が届き、2年半の艦長生活の支えとなっていることも明かしています。

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