デルタ航空、近くA321新造機を受領へ 元F/A-18パイロットが最終確認

デルタ航空、近くA321新造機を受領へ 元F/A-18パイロットが最終確認

ニュース画像 1枚目:ハンブルク・フィンケンヴェルダー空港に駐機するデルタ航空のA321
© Delta
ハンブルク・フィンケンヴェルダー空港に駐機するデルタ航空のA321

デルタ航空は2016年3月14日(月)、今週末までにA321の新造機を受領すると明らかにしています。ドイツ・ハンブルクのエアバス工場で受領するもので、デルタ航空が受領するA321の45機の1機目となります。

この機材の引き渡し書面への署名を前に、デルタ航空の技術部門、機内インテリアやキャビン担当者たちによるチームが、機体のノーズからテールに至るまで徹底的に調査します。さらに、F/A-18スーパーホーネットやA-37ドラゴンフライのパイロットとして活躍し、現在はデルタ航空に所属するエアバス機のパイロットが、普段の定期便運航では体験できないような試験飛行を行います。

こうした確認、試験を経た上で、デルタ航空が定めた要件を満たした場合、機材を受領し、ミネアポリスのハブ空港へフェリーし、整備を経た上で、定期便に投入されます。

なお、この機材は座席上部の収納スペースが従来から10%増加、最大で60%増加する新型オーバーヘッド・ビンを装備した機材となります。これにより、デルタ航空は機内の客室の広さを維持しながら、機内持込荷物を多く収納出来るようになり、客室の広さも維持します。

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