フィンエアーは2016年3月16日(水)、エア・ベルリンのA321の2機をリースし、ヨーロッパ路線を運航すると発表しました。エア・ベルリンの機材を同社の運航乗務員が操縦し、客室乗務員はフィンエアーのスタッフが乗務するもので、期間は2016年5月から2017年4月までの1年間です。
ウィーン、デュッセルドルフ、コペンハーゲン、パリ、ドブロヴニク、スプリット、リュブリャナ、マラガ発着便がエア・ベルリン機材で運航する路線となります。なお、フィンエアーの客室乗務員が乗務することから、機内サービスのうち機内食や機内販売などは全てフィンエアーのコンセプトに基づいて提供されます。
また、運航スケジュールに変更はなく、当該便のみエア・ベルリンの機材を使用して運航されるもので、利用者は追加の手続きなどは必要ありません。
フィンエアーはアジアからの旅客増に対応するため、機材のリースを発表しています。このうち、BOCアビエーションとは2017年前半から順次、A321-200をリースする契約を締結するなど、アジアからの旅客増加に対応する機材導入を計画しています。