エアバスは2016年3月25日(金)、キャセイパシフィック航空向けのA350-900で初飛行したと発表しました。
3月24日にトゥールーズで実施したフライトはビスケー湾の空域を使用し、約5時間にわたって飛行しました。キャセイパシフィック航空には2016年第2四半期に初号機が納入される予定で、引き渡しに向けて最終の地上、飛行試験が進められます。
キャセイパシフィック航空はA350を48機発注しており、このうちA350-900が22機、長胴型のA350-1000を26機となっています。
この1機目は機体記号(レジ)「B-LRA」で登録される予定で、同社に納入される6機目まで、トゥールーズの最終組立ラインで作業が行われています。
※固有名詞の表記を一部、変更しました。