ニュージーランド航空は2016年3月16日(水)、環境に配慮した取り組みとして、電気自動車BMW i3を36台、導入すると発表しました。同社によると、軽自動車75台を更新し、年間65,000リットルの削減につながるとしています。
BMW i3は、2015年にニュージーランド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、電気自動車で環境に優しいことに加え、ニュージーランド航空の旗艦機787-9と同じ炭素繊維が使用されています。
なお、ニュージーランド航空は三菱自動車のアウトランダー・プラグイン・ハイブリッドを12台、ルノーのカングー・マキシZEを28台の導入も決めており、空港内での移動などに使用します。なお、カングーはニュージーランドで現時点で販売されておらず、同社がニュージーランドで初めてのユーザーとなります。これらの電気自動車は2016年3月末に導入を開始し、2016年末までに完了する予定です。
ニュージーランド航空は、温暖化ガスの排出量を低減する取り組みで、化石燃料への依存度を下げ、燃料コストを低減すると同時に、効率的な再生可能な電力を積極的に活用する方針です。