海上自衛隊は、2016年4月13日(水)から4月26日(火)の期間、「WPNS2016シップライダー・プログラム」を実施すると発表しました。このプログラムは、西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)加盟国の次世代を担う士官の交流プログラムで、護衛艦「いせ(DDH-182)」に招待し、派遣各国と相互の理解を促進し、人的ネットワークの構築を図るのが目的です。
「いせ」はインドネシアの 「コモド2016」に派遣しており、4月13日(水)にインドネシアのパダンで参加者が乗艦します。招待者は、4月14日(木)から4月16日(土)まで「コモド2016」の訓練見学、4月17日(日)から4月25日(月)まで意見交換会や訓練見学などを予定しています。退艦は4月26日(火)にフィリピンのスービックです。
「いせ」に乗艦する招待者の国は、オーストラリア、バングラデシュ、ブルネイ、カナダ、チリ、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、パキスタン、パプア・ニューギニア、フィリピン、ポーランド、韓国、シンガポール、スリランカ、タイ、イギリス、ベトナムの18カ国の大尉、あるいはこれに相当する海軍軍人です。
なお、護衛艦「いせ」にはSH-60J/K哨戒ヘリコプター3機と、MCH-101輸送ヘリコプター1機が搭載され、最大11機を収容できます。