年末を迎え、2011年の総決算と来年のさまざまな予想が出てくるこの時期。その一つ、アメリカの旅行雑誌「Global Traveler(グローバル・トラベラー)」が読者3万6000人を対象に実施した2011年の航空会社の部門別表彰社を発表しました。このランキングでは航空会社にプライベートジェットも入ってくるのが特徴です。
投票した読者は年間平均で国際線16回、国内線16回も搭乗しているフリークエントフライヤーということで、かなり飛行機に慣れている人たち。
世界で最も良い航空会社:シンガポール航空
様々なランキングで上位に登場する常連は、フリークエントフライヤーにも高い評価。年に1回利用の人から年中、飛び回っている人まで変わらぬ高いサービスを提供してくれています。
世界で最も良いファーストクラス:エミレーツ航空
この1位に選ばれた理由は、シャワーがあるからか、ベットが良いからか、はたまた空港ラウンジから機内への一体感が良いのか評価ポイントが知りたいところです。
世界で最も良いビジネスクラス:ブリティッシュ・エアウェイズ
世界で最も良いビジネスクラスシート:ヴァージンアトランティック航空
総合力はブリティッシュ・エアウェイズ、シートはヴァージンが上、とイギリスの2社が分け合いました。
さらに今話題のアメリカン航空がアメリカ国内線のファーストクラスで最も良い会社に選ばれています。全日空はアメリカから日本へ向かう会社で最も良い評価と最近のファースト、ビジネスクラスの和のサービスが評価されているようです。
そして、プラーベートジェット部門。アジアでは金鹿航空、アメリカではデルタ・プライベート・ジェッツ、ヨーロッパではエア・パートナー、中東はロイヤルジェットが選ばれています。利用する機会はありませんが、日本もプライベートジェットが使いやすいように、特に羽田と成田が力を入れつつありますので、見かけることが多くなるかもしれません。
詳しい部門別の表彰社は、Global Travelerのウェブサイトを参照ください。