エアバス、米モービル工場で製造した初のA321をジェットブルーに納入

エアバス、米モービル工場で製造した初のA321をジェットブルーに納入

ニュース画像 1枚目:アメリカで製造された初のA320ファミリーの納入式典
© AIRBUS S.A.S.
アメリカで製造された初のA320ファミリーの納入式典

エアバスは2016年4月25日(月)、同社アメリカのモービル工場で製造した初のA320ファミリーをジェットブルーに引き渡しました。機体記号(レジ)「N965JT」で、機種はA321です。

エアバスは2012年にモービル工場の設立と、最終組立ラインを展開する取り組みを発表し、1年たたずに同工場の建設に着工、2015年9月には組立ラインを稼働しました。モービル工場で製造したA321は2016年3月21日に初飛行しています。

モービル工場では現在、引き渡したA321に加え、A320ファミリーを現在9機、製造しています。同工場は2017年末までに月産7機体制とする計画で、体制が整えられています。また、当面はA320ファミリーの現行エンジン搭載機を製造しますが、2017年後半から新エンジン搭載のNEOに移行します。

これにより、エアバスはフランス・トゥールーズ工場とドイツ・ハンブルク工場のヨーロッパ拠点に加え、中国の天津工場、アメリカのモービル工場と世界4拠点となり、24時間体制でA320ファミリーを製造します。

なお、「N965JT」はモービル工場からレイクシティ・ゲートウェイ空港にフェリーされています。

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