元JALの747-400、スーパータンカーの地上試験を実施

元JALの747-400、スーパータンカーの地上試験を実施

ニュース画像 1枚目:747-400スーパータンカーの消火活動の地上試験
© Global Supertanker
747-400スーパータンカーの消火活動の地上試験

グローバル・レスポンスのグループ会社でグローバル・スーパータンカー・サービシーズが保有する747-400がスーパータンカーとして消火設備の地上試験を開始しました。この747-400は日本航空(JAL)で活躍していた「JA8086」です。

この機体は2013年12月に運航停止したエバーグリーン航空が貨物機として取得後、スーパータンカーとして改修された機体です。貨物スペースに水、あるいは消火剤を搭載できるタンクを装備し、胴体下部に16インチのノズル4つが新たに取り付けられ、消火活動にあたります。消火活動時は着陸から離陸まで、水や消化剤の搭載まで約30分から35分で準備でき、約20万ポンドで離陸可能です。

コロラド・スプリングスを拠点に活動する予定で、全米のいずれの場所にも約2時間30分で到着できるほか、北米の各地点に約4時間30分で到着が可能です。また、世界各地での活動でも燃料補給を含め、約20時間以内にアクセスできます。また、機内には各種活動を行なうスタッフ向けに14席のファーストクラス仕様の座席が設けられているほか、2人分のベッドも用意されています。

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