ソロモン諸島のソロモン・エアラインズは2016年6月7日(火)8時から、同社の全便を運航停止しています。本拠のホニアラ発着のブリスベン線をはじめ、ナンディ(フィジー)、ポートビラ(バヌアツ)線やソロモン諸島内の国内線も全て運休となっています。
この運休とあわせ、ホニアラ国際空港での地上業務も全て停止しており、コードシェア提携、地上サービスのみ提供する航空会社を含め、全ての業務を停止しました。同社ではソロモン諸島政府との交渉によるものとしており、政府からの財政援助に関連した支払いを巡るもので、ソロモン・エアラインズは支払いがされていない、政府は取り決め通りに支援していると主張しています。
これに伴い、ニューギニア航空はポートモレスビー/ホニアラ/ポートビラ線の運航について、無期限でホニアラ経由を止め、ポートビラへの直行便で運航すると発表するなど、余波が及んでいます。