ブリティッシュ・エアウェイズを傘下に収めるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2016年6月24日(金)、EU離脱が決まったイギリスでの国民投票の結果を受け、エンリケ・デュピュイ・ドロメ最高財務責任者(CFO)が声明を発表しました。
IAGは今回の離脱決定がビジネス上で長期的に深刻な影響を与えることはないと信じているとしつつ、短期的には国民投票の選挙戦の影響から需要が弱含みに推移していると足元の状況を説明しています。
選挙結果を受け市場が急激に変動しているものの、IAGは2016年度の営業利益は増加すると予想しておりこれは変わりないものの、2015年度と同じような増加率は期待していないとしています。同社は今後、市場環境について最新状況を改めて発表するとしています。
IAGは傘下にブリティッシュ・エアウェイズをはじめ、スペインのイベリア航空とブエリング、アイルランドのエア・リンガスを保有しています。