ATRは2016年7月4日(月)、トゥールーズ・フランカザル空港に同社の新たな航空メンテナンス施設を開設しました。フランス航空安全協会(OSAC)がATRのメンテナンス施設の申請を認可し、この施設でメンテナンスを行うことが可能になります。
ATRは、長期的、かつ高品質な施設を確保するため、トゥールーズ・フランカザル空港への投資を決定したもので、同社は各種航空法、規制を遵守し、施設では優れた労働環境で従業員を雇用、顧客へのサービスを提供します。
新たな施設は、メンテナンス、整備、修理、さらにこうした一連のメンテナンス関連の研修活動として、航空会社向けに整備士のメンテナンス、整備、修理のオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)活動のサービスを提供します。また、ATRのATR 42-600、ATR 72-600の2機種のプロトタイプもこの施設にお気、試験や新技術などの検証を行います。
ATRの格納庫は2機を収容できるもので、記録的なスピードで改修しました。この格納庫は1934年に建設された歴史的な建造物で、可能な限りの保存を行ったとしています。