羽田国内線ターミナル、利用者の満足度高まる 今後は無線LANの速度改善へ

羽田国内線ターミナル、利用者の満足度高まる 今後は無線LANの速度改善へ

羽田空港国内線第1、第2旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデングは、2015年度の利用者満足度のアンケート調査結果を発表しました。利用者の満足度向上をめざして実施している調査です。

総合的な満足度は、2014年度の7.77点から上がり、7.85点と向上しています。10点満点で、10点と9点の大変満足が2014年度の28.6%から2015年度は29.9%、8点と7点の満足が2014年度の54.6%から2015年度の55.2%と、満足度を感じる割合が高まっています。

ターミナル内の設備の満足度は、「館内全体の清潔感」が8.3点が最も高く、お手洗いが7.9点で続きました。これは2014年度と同じ満足度となっています。2014年度から評価が高くなった項目は、案内表示、ショップ、飲食店などの項目でした。

日本空港ビルデングは、今後について満足度の低い無線LANの通信速度などを改善するなど、2020年のオリンピック、パラリンピック開催に向けておもてなし向上に取り組んでいくとしています。

■ターミナル内設備の満足度 (数値は左が2015年度、右が2014年度、10点満点)
館内全体の清潔感 8.3、8.3
お手洗い 7.9、7.9
案内表示 7.6、7.5
案内所 7.5、7.5
ショップ 7.5、7.4
アクセス 7.4、7.4
飲食店 7.1、6.4
授乳室 6.7、6.7
喫煙室 6.6、6.6
駐車場 6.4、6.4
無線LAN(Wi-Fi) 6.4、6.4

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