エミレーツ航空は、2016年7月19日(火)、ドバイ/シカゴ線でA380を1回限りで運航します。シカゴ・オヘア国際空港にA380対応の搭乗橋が完成したことから、同空港を運営するシカゴ市航空局(CDA)がエミレーツに要請し、これを受けて実現するものです。
エミレーツは現在、A380を81機保有しており、アメリカには4地点にA380を運航しています。同社のドバイ/シカゴ線は2014年からデイリー運航しており、今回のA380による試験運航は同市航空局とさらに協力、活性化する取り組みの1つとしています。
シカゴ市航空局もエミレーツのA380就航を歓迎しており、A380対応の搭乗橋整備は、同空港で進められている数多くの整備の1つで、空港の競争力を高め、多くの旅客に魅力的な施設になるとしています。
エミレーツ航空はこれまでも世界各地の空港に1回限りのA380を運航した後、定期便の機材をA380に大型化しており、シカゴもA380で運航する候補地となります。